episode 2

不良品につき、、、返品

私は小さいときからお腹が弱く、どちらかというと下痢気味なことが多い。だいたい、普段から3度のメシのたびに便所へ行かなければいけない体質。便秘の辛さというものはわからない

そもそも便秘というのは女性の病気というイメージがあり、たしかに圧倒的に女性の方が多い。女性は体質的に腸の長さや骨盤の形からそうなってるらしい。それでも、歳をとると腸の働きが弱ってくるためか、男でも便秘になる人が多い

Gさんは83歳。便秘がひどく内服の下剤を使っていいたが、どんどん使用量が増え、とうとう浣腸を併用することになった。座薬の時の教訓を生かし「お尻から使うんだよ〜」と説明も万全!本人にも座薬の使用歴もあるし、「わかってるワイ!」と心強い捨てぜりふで帰宅

2、3日後に「これはダメだ不良品じゃないか」と『現物』持参で来院、、、現物?そう、使用後のものを広告紙に包んで持ちこまれたわけ。なんでこんな物を持ってくる?と憤慨しつつも優しく問いただす

「ちゃんとお尻からいれたの?」
「あぁ、入れた。だがな、出てくるんだ」

ん?出たんならいいんじゃない?

「薬が入っていかない。すぐ出てくる。不良品だ!」
「少し辛いかもしれないけど薬が行き渡るまでちょっと我慢してね」
「我慢もなにも、薬が入らない!」

???薬がはいらなーい???

Gさんは座薬を使ったことがある ふとGさんの姿が目の前に・・・

「どうやって入れたの?」
「だから!お尻からグイ、グイ、と、、、」

グイ?グイ? まさか!!

Gさん、話だけでわからないと思ったらしく。目の前の広告紙の中身を広げて見せようとし始めた。そう、使用後の『現物』を見てもらおうと、、、

ゴソゴソ

「あ、あ、ちょっと待って。薬のことは私が見ても解らないから、、」

ゴソゴソ

「薬局で聞いてね!」

ゴソゴソすんなよ!

「あっちの人に聞いてネ」

ゴソゴソなしだーっつうの!

 

「(じじぃ、)あっちだー!!」

今回、悲惨なモノを目にすることは回避。申し訳ないが薬剤師さんに犠牲となってもらったが、、、案の定Gさんは浣腸を口を切らずに、つまり座薬のようにお尻さんに押し込んでいた。入るかい!そんなもん!!

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