episode 17

五十肩

レセプト残業も終わり一段落。今月は10月改訂の作業や院外処方箋への切り替えと普段の二倍、三倍の忙しさ。さすがに肩がこる

実は昨年の春頃から、右肩が上まであがらない状態が続いている。特に思い当たる節もなく、最初は様子を見ていたのだが直らない。未だ重苦しい感じがつきまとったままだ

医療事務の実務はほとんどがコンピュータ作業だ。患者の診察受付、保険証の登録、日々の会計入力、、、とコンピュータが無ければ仕事は回らない

オマケに、これはうちの病院だけの問題かも知れないが、医事課の机や椅子は他の部署のお下がりがほとんど。おかげで机や椅子の高さが微妙にズレていて不自然な姿勢での作業を強いられる。必然に肩こりや腰痛などの訴えが多くなる

それでも、まだまだ若いと自負していた私だが、いつまでたっても肩の状態は改善しないので整形外科を受診。レントゲンはじめMRIまで検査。しかし異常は認められないのだ、、、付けられた病名が

五十肩

ショック大!この若さで五十、、、若くないか(爆)
少々落ち込む。その顔を見とがめられたのか、先生の言うには、

「肩の痛みと一言で片づけるが、肩だけでなく人間の関節は非常に複雑かつ微妙に出来ている。そこそこ十年、二十年の検査機器で見分けられなくても仕方ない」

とのことで、現代医療では原因不明の肩こりとして「五十肩」とくくられるそうだ

とある月のレセプト残業時。コンピュータ化が進んだとしても人間の目と手でする仕事が無くなるわけではない。懸命に右肩の重来るしさを我慢しながらもレセプトを点検をする私

健気だ

ふと目に飛び込む「五十肩」の病名。同じ病名を持ち供に戦う同病の友。必死で戦闘を繰り広げている戦場で、偶然に出会った戦友。苦しい残業中に一瞬目の前が明るくなったようだった

おお友よ、友の名は・・・

△○トメ 87歳

若返ってるじゃん

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