episode 19Can you speak Japanese ?外人サンが来院されると、ドギマギするものだ。9年間にも及ぶ年月を費やした学校教育の英語は全く役立たない。最近は外人さんの受診も増えてきた、人種も様々で、中国人、ロシア人等が増えてきている 私の病院のある街は日本海側の地方都市。近くに港もあり近隣の中国人、ロシア人が多い。以前はママチャリに、車のタイヤを積んで走り回るロシア人をよく目にした。タイヤを6本近くも竿に通し、自転車の荷台に掛けて走るから凄い そういえば最近では、日本の女子高校生も凄い。二人乗り姿だが、自転車の後ろにドーンと跨っている。また男を乗せて二人乗りする姿もよく見かける。私達の若い頃には考えられない光景だ。異性との二人乗り自体考えられないし、まして女性の自転車の後ろに乗るなんて・・・ 羨ましい最近はロシア人の買い出しも変わってきた。タイヤを担いで走る姿は見かけない。電化製品や服飾品などを買っていくようで、生活が向上しているのかなと思っていたら、、、 箪笥若い白人女性が自転車に箪笥をくくりつけ、えっちら漕いでいく。おかげで道路の片側は彼女らに占有され、後続の自動車は渋滞にはまっていた。そんなことは全くお構いなしの彼女ら 逞しい病院の受付でも、彼(女)らは態度がでかい。こちらが縮こまってしまってるだけかも知れないが、早口で「◎×△!?・・」と話しかけられると、もうダメだ「アイム、ソーリー、、、」と謝ってしまっている。 しかし、良く聞いているとヤツらの英語もシドロモドロだったりする。それをこっちが聞き取れないと怒る。ヤツらは意志を伝えられない自分のもどかしさにも怒っているようだ。日本人なら、初めての人と話し、旨く伝わらないとまず自分の落ち度を考え、まず謝るが ヤツらは怒るそんある日、中国人の男性がやってきた。ロシア人ほど怖くない、、、同じアジアな顔つきに一安心。やっぱり英語はダメらしい、まずはカルテを作らねばならない。名前と生年月日が必要、そこで必死になっている同僚の姿に唖然 「アナタノー、ヲナマエハ、ナーンデスカー?」ケント・デリカット風相手は中国人だ 通じるわけがない。中国人は漢字で意味が通じたりもするから、筆談が結構有効だ。私ら事務員はカルテさえ作ってしまえばこっちのもの、名前と生年月日さえ聞き出してしまえば、、、後の医師、看護師がどうなろうと、、、 知ったことではないまたある日には、綺麗な西欧系の女性の外人さん。受付の彼は胸を張って訊ねた 「Can you speak Japanese ?」 日本語はダメか、ならば 「What your name? Please enter your name」 受付には対外人用の受付マニュアルが置いてある。それを見ながら訊ねているのだが相手は首を傾げるばかり、発音がダメだからしょうがない 外人さんが、更に首を傾け、言うことには・・・ 「あ、保険証のことですか?」=日本語高校の英語講師だった
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