episode 30昔は今・・・さてこうして夜這いに失敗した I さんだが・・・ 日常的な会話は難なくこなし、面と向かって話をしていても「呆け」ていることは、まず気づかない。まあ家族ならば本人が全くデタラメを話していることにすぐ気づくだろうが・・・確かに「呆け」ていることが発覚したわけだ どこの病院でも入院患者に占める高齢者の割合は高い、高齢な患者の全てがどうしようもなく手がかかるわけでもない。しかし、私ら 若い者には、理解が及ばないことが多々起こるのだ。昔と比べ・・・といっても10年、20年前に過ぎないのだが・・・世の中のしきたりや風習が大きく変わってしまったのだから仕方がない どーでもいいテキストを書いているわけだが、ほんの10年前には思いもしなかったこと。パーソナルコンピューター、インターネット、、、どんどん暮らしは変わっていき、時代の加速度はますますその速度を上げつつある。誰も、未だ経験したことはないスピードの中に私たちもいる。まして高齢という条件で今を迎えた人には世の中がどう見えているのか、、、 技術革新のスピードが様々な分野で進歩をもたらす。医療の分野でもそう、これまでは助からなかった病気が生き延びられる!当然寿命は延びた。その一方で、新たな事態を生み出した。「痴呆」もその一つではあるまいか、、、この加速度は決して速度をゆるめることはないだろう、、、 若いこの私もやがては年老いてゆく・・・遠い先のこととはいえ。その時、はたして時代の速度についていけているのだろうか、、、 I さんはコトに挑み、敗れた、、、やり遂げられなかったのである。本人は悔しかったのかもしれない、そんな悔しさも「痴呆」の身ではどのように感ぜられるのだろうか・・・ 若い女性には目もくれない、Kさん一筋なのだ。この辺りの事情も、私のような 若いものには理解できない。若い女性とそうでない女性をがあれば、当然に若い女性 サガ私の話はさておき、、、歳をとり「呆け」てゆくことは若返ることだと聞いたとがある。年々1つづつ若返って、ついには幼児になってしまう。とすると I さんは今、青春真っ盛り!青い春を謳歌しているのかもしれないナ それから I さんへの監視が強まったのはいうまでもない。しかし、 I さんはあきらめることをしなかった・・・ とある朝ベッドに I さんの姿がない、院内を探し回るが見つからない。「脱走」か!そういう事件も多いのだ。最悪な場合、数キロ離れたところで発見されることもアル Kさんのベッドの中で発見された添い寝してるし〜 |
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